行方不明者の捜索
探偵事務所の調査依頼の中に行方不明者の捜査がありますが、今回は消費者金融と行方不明者の捜査についての考察です。
家出人として家族から調査依頼以外に、消費者金融からの所在不明者の調査依頼があるのかどうかが気になったわけですが、結論から書いてしまいますと、業界全体でも殆どないそうです。
理由は色々有るようですが、探偵側からの理由や消費者金融側からの双方の理由があるそうです。
理由1
探偵事務所で最初から金融関係の筋からの所在不明者の調査を受け付けていない場合
理由2
家族からの捜索依頼の場合は、携帯の着信履歴とか免許証の情報とか写真とか、友人関係の情報とかとにかく出来るだけ沢山の情報を貰って調査するほうが、探し出せる確立が高くなるのですが、金融がらみの捜索依頼の場合、出てくる手がかりが圧倒的に少ないので調査が出来ない、又は成功する可能性が低い為です。
理由3
消費者金融で借り入れをして所在不明になる場合は最初から姿をくらます事を準備していた場合が多いので、やはり捜索が非常に大変な場合が多い。
理由4
行方不明・所在不明の調査にはある程度の調査費用が勿論かかります、例え見つけ出す事が出来なくても、基本的な調査費用はかかってしまいますので、調査費をかけてまで、見つけ出すには割が合いませんし、仮に見つかったとしても、お金を持っていなければ、回収の目的を果たすことが出来ないので頼まない。
理由5
原則として個人情報保護に関する法律により、消費者金融は顧客の情報を第三者の探偵事務所に出すことはできませんので、頼むことが原則できません。
結論
消費者金融がらみの所在不明者の捜索は割に合わないので、やってられない場合が多いって所でしょうか?
ついでに書いておきますと借金の時効は5年なんだそうです。
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