婚前旅行の意味と目的
婚前旅行とは文字通り結婚していないお付き合い中の独身男女が二人っきりで行く旅行の事なので有ります。
昭和の時代まででしたら婚前旅行を許す親は非常に少数派でありまして、婚約している間柄にならないと婚前旅行に賛成する両親というのは非常に少なかったと思いますが、最近はそういった固いことを言う家庭も減ってきていますが、今回のコラムでは婚前旅行の是非について考えてみたいと思います。
成田離婚とか瞬別とか
結婚式を盛大に執り行いまして新婚旅行先である海外に行くために成田空港に到着するまでに喧嘩が始まってそのまま離婚ですとか、新婚旅行中に相手の事がどうしても許せない出来事や相手の行動が鼻についてしまって新婚旅行から帰ってきてすぐに破局を迎えるなんて新婚さんが増えているようでして、そんなわけで離婚率も絶賛上昇中で、三組に1組は離婚してしまうのが今の現状なのだそうですね。
そんな状況ですから成田離婚とか新婚旅行から帰って早々離婚するよりも、婚前旅行で慣らし運転と言いますか、仮免許状態で本番で大丈夫かどうかを確かめてから挙式に臨むなんて事も間違ってない行動だと思います。
結婚前に二人で旅行なんてとんでもない?
なんておっしゃる方が沢山出てくるのかと思いますけど、そうは言っても昔は足入れ婚なんて風習があった地方も少なくないと聞いています。
(足入れ婚とは結婚前にお試しで相手の実家に入る事でどちらかが気に入らなければ、そのまま婚約解消になる風習)
ですから個人的には婚前旅行はOKだと思っているのです。
通信手段が多様化した現代のほうがリアルな接触が少なくなっています。
一部の誤解として今の若者は昔と比べて男と女の関係が乱れているように思われている方も少なくないように感じていますが、実際のところは男女の間が乱れているのはほんの一部の事で、現代がメールやラインでのコミュニケーションが中心になって、ちゃんと顔を合わせて会話するとか、リアルにデートする事が減少しているのが実際なんですね。
だから初めて2人で行く旅行が新婚旅行で、そこで相手に幻滅してしまって成田離婚みたいな瞬別が増えているのでありますから、一定のルールや節度があれば婚前旅行は積極的に行っても良いのではないかと思いませんか?
婚前旅行にふさわしい場所はどこ?
場所というよりも婚前旅行のプランニングをどう立てるかが彼氏の力量を図る良い機会だと思います。
例えば二泊三日の旅行で総予算は二人で5万円として予算の中でいかに楽しい婚前旅行の企画を立てられるかなんて事にチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか?
そこで何となく計画性がある人なのかお金を有意義に使える人なのかも推し量ることが出来ると思うのです。
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